若手おいさんの日記

よく食べ、よく飲み、マイペースで生きましょう。

201115_近江八幡

 さすがに今年は紅葉情報がメディアで大々的に取り上げられることもなく(ただ私が疎いだけかもしれないが)、滋賀県内でもその名所とされるスポットの色づき具合については、平日夜のNHKローカルニュースで知るのが関の山であった。そうはいってもやはり綺麗な景色が見たいよね、ということで、今日は妻と一緒に近江八幡へ足を伸ばした。大津市にも三井寺をはじめとする紅葉スポットは数々あるが、たまには見知らぬ土地を散策してみたいということで。午後のJR近江八幡駅に降り立った私たちは、まず定番の八幡堀を目指した。近江鉄道バスを使うのが一般的だが、日頃の運動不足解消も兼ねて徒歩で向かった。

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PENTAX KP + smc PENTAX-M 50mm F1.7

F5.6 1/320 ISO-100

 

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F5.6 1/320 ISO-100

 紅葉というのは、「まだまだ」「もうちょっと」なんて言っている間に見頃が過ぎ去ってしまうもの。自分の休日と好天が必ずしも一致するとは限らないし、葉が色づくのは毎年恒例の当たり前と思ってしまいがちだが、案外見過ごしていることもあるのだ。四季を眺めているだけの平和な国と時代に産み落とされたことには素直に感謝するしかない。

 この後はラ・コリーナまで足を伸ばしたものの、あまりの人の多さと密度の高さに辟易し、何も買わずにそのままやはり徒歩で近江八幡駅まで戻り、帰路についた。後で見たスマホ歩数計は21,000を超えていた。実によく歩いた。

201114_黒ラベル/エクストラモルト

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<導入>

 ずいぶん前にサッポロビールのWebサイトを覗いていると、ずいぶん先にこんな商品が発売されることを知った。いつの間にか忘れていたが、先日立ち寄ったファミリーマートでiPhone12の赤よりもiPhoneらしい赤を身に纏った缶が目に入り、「あぁ、そういえば」と思い出した次第。赤地に金色の☆という組み合わせは、その時代の人が見れば少しドキッとするものかもしれないが、ソ連崩壊と同年に生まれた私は気にしない。黒ラベルアイデンティティを残しつつ新しさと力強さを表現した素晴らしいラベルだと私個人は思う。

<味わい>

 通常の黒ラベルとの比較論になるが、味と炭酸の粒が大きい。しっかりとした麦を感じられる。その力強さはラベルのデザインと一貫しており筋が通っている。私もたまに黒ラベルを飲むのだが、そのスムースな飲み口に物足りなさを感じることが多々あった。強いインパクトを求めてついついエビスに走ってしまいがちだが、このエクストラモルトは2つの中間にあって、今まで空いていた穴を気持ちよく埋めてくれる。他に無いニッチな味わいを実現しているあたり、サッポロは私の期待を裏切らない。もちろん贔屓目もあるだろうが、これからは高度なCRMが重要な時代だからそれで良いのだ。