RICOH GR III
F5.6 1/2000 ISO-200
土曜日のおまけ。5087レの前走りにEF210形の担当する5085レが走っているのだが、それがこの日はどういうわけか、EF66形100番台が代走でやって来た。
100番代の纏う水色と白のツートンカラーは、まるでこの時の空のようだった。
110223_【回顧】【フィルム135】日豊本線を走る国鉄色の485系
PENTAX ME + smc PENTAX-A ZOOM 70-210mm F4（多分）
PROVIA 400X
先日に引き続き、485系による「にちりん」最晩年の姿を。この頃は国鉄色を纏う編成が2本も走るようになって、1本は3両編成、もう1本は写真の5両編成だった。しかもご覧のように、往年のイラストヘッドマークに加え、シンボルマークの両サイドにある銀色の飾り帯まで復活させてくれるという手の込みようであった。
この編成は撮影翌月のダイヤ改正をもって定期運用こそ失ったものの、その後実に4年にも亘って、波動用の編成として活躍し続けることになる。私も何度か小倉～大分の臨時「にちりん」でお世話になったことがある。同じお金を出すなら、883系・885系ではなくこちらを選んだ方が、鉄道ファンの端くれとしては遥かに贅沢であるとの考えで、この列車に乗ることに照準を合わせて帰省の計画を立てたことさえあった。
それもつい最近のことのように思えるが、今から10年も前の出来事である。時間は想像以上に早く過ぎ去るものである。今を噛みしめるようにして生きることが大切と自覚しつつも、つい色んなことにかまけてしまうのが常である。
