若手おいさんの日記

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080706_【回顧】500系W編成

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PENTAX K20D + smc PENTAX-A ZOOM 70-210mm F4

F4.0 1/1000 ISO-100

 そういえば、ずいぶん前にも500系新幹線を撮ったことがあったなぁ、と。早速HDDのフォルダを漁ってみると、出てきた。今からおよそ13年前のカットである。

 この時は、以前も取り上げた美祢線を走る石灰石列車を撮り、その後、現地でたまたま知り合った同好のお兄さんの車に乗せてもらい、山口ディスティネーションキャンペーンの一環で運転されていた「おいでませ山口号」を撮りに行き、やがて解散、まだ陽の高いうちに帰路に就いたので、トランジットの小倉駅で新幹線でも撮ってみようか、となったのを覚えている。

 なぜ新幹線を撮ろうと考えるに至ったかといえば、確か、引退を間近に控えた0系新幹線が1編成だけ原色に塗り戻されて走っており、それがちょうど小倉駅にやって来る時間であることがわかったから、だったと思う。

 2008年7月当時、500系で運用される定期「のぞみ」は1日あたりたった2往復しか設定されておらず、翌春のダイヤ改正でついに東海道区間から撤退、堂々の16両編成で走る姿も見られなくなった。

 編成記号にWESTの頭文字“W”を充てているあたりに、自社で独自開発したこの500系JR西日本が懸けた思いの強さが見て取れる。

 ちなみに、この写真に写っているW1編成の1号車については、京都鉄道博物館に保存されているので、今でも会いに行くことができる。