グランドキリンの2本目である。前回飲んだIPAは苦みも味も強めで非常に個性的な味わいだったが、こちらはラガーということで、グラスの色合いを見てもわかる通り、我々が普段飲んでいるビールに近い。しかし味わいは異なる。飲み口は比較的スッキリとしているが、IPAの面影を感じる。特にIndiaの要素を強く感じる飲み口であった。スパイシーであり香ばしくもあり、ラガーと名乗りつつも一番搾りとは当然違う味わい。
確かに、味わいの中に突き抜けた特徴はない。しかしIPAの記事でも書いたように、このグランドキリンというブランドはそれで良いのだ。この1本との出会いをきっかけにクラフトビールの世界へのめり込めば良い。
このシリーズもホワイトエールを残すのみ。
2020-5-17