若手おいさんの日記

よく食べ、よく飲み、マイペースで生きましょう。

200725_東海道新幹線を撮る

Go To トラベルキャンペーンとともに幕を開けた4連休だが、全国的にあいにくの空模様となった。関西地区も例にもれず雨模様が続いており、今日などは近所でも道が水浸しになるくらいの大雨が降るほどだった。向こう1週間の天気予報を見ると、いよいよ梅雨明けかという様子が伺える。我が国でこれ以上の大水が起きることなく、無事に夏本番が迎えられることを願ってやまない。

さて、天気が悪ければ家でのんびり映画を見たり本を読んだりしてやり過ごそうと考えるのが普通だが、先日の撮影で雨の日の新幹線の面白さに気づいてしまった私は、今日もまた懲りずに米原駅へと出かけてきた。

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このときはデビュー間もないN700Sを目当てで出かけたものの、事前に運用を調べるという手間を惜しんだので結局出会わず終いだった。で、今日はというと、夕方に関西入りする「のぞみ379号」にJ編成が充当されるという情報をJR東海の公式Twitter仕入れていたので、自信をもって現地入りすることができた。

到着したのが15:00前。目的の列車の通過までまだ1時間以上あるということで、それまでにやって来る列車を撮りながら、また、ホームの自販機で買った冷たいカフェオレを啜りながらその時を待ったのである。撮り鉄をしていて一番楽しいのは、この“待ち”の時間であると言っても過言ではないかもしれない。

今回はホワイトバランスをいじったり、カスタムイメージを使ったりしながら色々と遊んでみた。

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PENTAX KP + smc PENTAX-A ZOOM 70-210mm F4

1/1000 f5.6 ISO-800

米原駅では、「こだま」や「ひかり」が通過列車を待避するシーンが頻繁に見られる。東海道新幹線は全ての列車が16両編成なので、ホーム端から外方を望むアングルを除いては自分が撮影しているホームに列車が停まっている間は小休止せざるを得ない。まぁこれも、大きな屋根の下で雨風にさらされることもなく快適に撮影することができることの代償だから仕方ない。

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1/1000 F4.5 ISO-800

雨の中を走る新幹線は、その身体に水のベールをまとう。この時は小雨だったが、午前中などは運転中止となるほどの大雨が降っていたらしい。

 

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1/1000 F5.6 ISO-800

本チャンは下りの「のぞみ379号」だが、その前に「こだま736号」としてJ編成がやって来た。デビュー以来「のぞみ」運用がメインだったので、こうして副本線に入るシーンはまだまだ珍しいといえる。ま、じきに当たり前の光景になるわけだけど。

 

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1/1250 F5.0 ISO-1250

雨が強くなった。土砂降りの中を新幹線が駆け抜けると、後ろはこんなことになる。こんな中を時速300kmに迫ろうかという速度で問題なく走ることができるのは、先達から今を生きる我々への賜物である。

 

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1/60 F5.6 ISO-100

せっかく直進式ズームレンズを使っているので、ズーム流しにトライしていみた。これがなかなか難しい。東海道新幹線は車種が少なく面白みに欠けるとの意見もあるが、こういう環境だからこそ色んな撮り方をしてみようという気になるから良い。

 

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smc PENTAX-M 50mm F1.7

1/2000 F2.8 ISO-640

最後に、本命の「のぞみ379号」である。新幹線を撮影するとき、私はいつも列車走行位置スマホで確認しながら待つようにしている。全ての列車が停まるような大きな駅で撮影しているときは時刻表さえ携えていれば問題ないが、そうでない駅等で列車を待つ際には本当に便利なツールである。

で、今日もそれを見ながら「のぞみ379号」の居場所を逐一確認していたわけだが、どうも先を走る「こだま727号」を米原で追い抜きそうだということに気づいた。そこで下りホームでの撮影は諦め、上りホームから捉えることにした。本当はひとつ前のズーム流しと同じようなアングルで迎えたかったのだが、致し方ない。

楽しみは次回へ持ち越しとなった。