RICOH GR III
F2.8 1/8 ISO-200
PENTAXファンとして温め続けてきた夢の1つを叶えることができたので、その感動をここに書き残しておく。
スターレンズは、Limitedレンズと双璧を成すPENTAXブランドの看板製品群であり、リコーイメージングが旭光学時代から永年に亘り培ってきた光学技術の粋の結晶である。レンズ本体にあしらわれた★マークを見ただけで、それがエンジニアたちによって誇り高く世に送り出された、特別の品質を備える製品であることが感覚でわかる。本質的な話ではないが、これはマーケティングとして非常に素晴らしい。
そんなスターレンズを、ついに私も手にすることができた。とは言っても、エアロブライトコーティングの施された最新のモデルではない。今から10年以上前に発売されたsmc PENTAX-DA★ 60-250mm F4 ED[IF]SDMである。
いつものようにインターネットを散歩していたところ、信用のおける通販サイトにおいて、これの新品が梱包B級を理由に税込69,800円という破格で売られていたのを偶然見つけた。これは神のお導きに違いないことを確信しつつも、数日悩んだ挙句に大蔵省（妻）の決裁を受けてめでたく購入とあいなった。
昨日未明に注文し、今夜手元に届いた。この週末に見られるであろう新しい世界を楽しみにしながら、今日も床に就く。
