2月が今日で終わる。もうそんなに経ったっけ?というのが正直な気持ち。
朝から厚い雲が垂れ込めており、天気予報を見てもスッキリと晴れることはまずなさそうだった。いつものように、東京方面からやって来る貨物列車でも眺めに行こうかと考えたが、自分自身によるこの提案にいまひとつ気乗りしなかったので、やめておくことにした。
そうは言ってもやはり、家の中に閉じ籠もっていては気が晴れないので、図書館へ本を返却するついでに、自転車で近所を散策してみることにした。出かけたのは間もなく16:00になろうかという頃で、暖色を強めつつある斜めの陽光が、薄雲越しに大津の街を照らしていた。
そんな折、京阪の三井寺駅付近を彷徨っていると、踏切からほど近い道端に水仙の花が黄色く咲いているのを見つけたので、これと列車を絡めてみることにした。石坂線の列車は10分も待てばやって来るから、手軽で良い。