春だ春だと騒いでいたら、いつの間にか初夏になっていた。桜が散って視界に占める緑の割合が高くなるにつれ、地面の下ではもう夏の準備が始まっているような気がしてくる。今日は気温こそ低かったものの、光線の色は初夏を思わせるもので、緑を入れて列車を撮りたい気分になった。
しかし、昨日の雨を引きずってか今日も朝から厚い雲が垂れ込めており、太陽の下で写真を撮るのは今日も辛抱かと諦めかけていたのだが、SCWの雲量予報を見てみると、13時ごろの瀬田川ではなんとか晴れ間が見られそうな具合であったので、散歩がてら出かけてきた。
待ち時間は晴れたり曇ったりの落ち着かない空模様だったが、5087レが通過するタイミングでは無事に太陽が顔を出してくれた。やはり近所で手軽に気持ち良い撮影ができるのは幸せなことだ。