平日休みの今日、ドクターイエローの下りが走るというので、米原駅まで出向いてきた。念願のスターレンズで最初に撮影する列車として、十分すぎるほどの素晴らしい役者である。
F3を切るような大口径レンズではないものの、ファインダーを覗いた時の明るさが気持ち良い。撮った写真を見てみると、長年愛用してきたA ZOOMレンズに比べて光陰と色の階調の豊かさが増し、被写体の輪郭がよりシャープになった。レンズを評する際によく使われる“ヌケが良い”という言葉が指すものを、身を持って実感した記念すべき日となった。
今回はいつものように置きピン撮影だったが、SDM方式のAFが使える望遠ズームレンズを手に入れたことで、被写体の幅も広がりそうで楽しみだ。ということで、写真が好きでQOLを向上させたい方には、新しいレンズを思い切って買ってみることをオススメしたい。