先週土曜日の東海道新幹線は、関ヶ原エリアでの降雪を受けて名古屋~京都で速度規制が敷かれていた。そのため、米原を通過する列車も目測120km/hほどのゆっくりしたスピードで走っていく。上下とも10分ほどの遅れを伴って運転されていた。
もちろん乗客にとっては困った話なのだが、通常ではお目にかかれない離合シーンを目の当たりにすることができたので、私にとっては棚からぼたもち。人間、立場が変われば事実の捉え方など容易に変わってしまう、実にいい気なものである。
この時は雪の降り方もずいぶんと穏やかになっていたので、脳内イメージに近づけるべく色温度を下げてみる。走る汎用被写体・東海道新幹線は、色んな遊び方が出来て面白い。