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今日は虹をよく見る日だった。午前中の買い物で琵琶湖岸から1度目。米原までの新快速車中で2度目だった。
虹といえば、高校物理の定番“光のスペクトル”の問題を思い出す。世の中の出来事を科学的に捉え、それを深掘りすることの面白さと大切さを教わった。かつて学び舎で見聞きしたことは思考を形成するための材料となり、主体的に生きていく上で何かと役に立っていると思う。
虹を眺めながらやって来たのは米原駅。昨日下って今日上るドクターイエローを見てきた。1年で最も昼が短いこの時期、ずいぶんと鋭い角度から陽光が射している。暖かな光の中を東へ駆けて行った。
