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これから何度もそういう書き出しをすることになると思うが、とにかく暑い1日だった。聞けば早くも梅雨明けが見えてきたという。諸行無常である。
外でのんびりと列車を待つにはあまりにも厳しい灼熱なので、今日は“乗り鉄”に興じようと決め、昼過ぎに京都を発つ「まいづる5号」に乗り込んだ。なんかこう、山陰本線にピンときたのである。とりあえず西舞鶴までのJ-WESTチケットレス特急券を調達したはいいが、そこから先はノープランだった。
途中の綾部で相棒の「はしだて5号」と別れ、私の乗った「まいづる5号」は進行方向を変えて舞鶴線へと入っていく。ちょうどこのぐらいから、どんよりしていた空に時折青色が交じるようになった。これを見て、京都丹後鉄道は由良川橋梁の風景が心に浮かんだ。すぐにタイムズカーで車を予約し、西舞鶴駅から徒歩すぐのところにある駐車場から出発、30分弱ほどの運転で目的の場所に到着した。
1.5hほど滞在して場所を変えながら何本か撮ったが、結局は最初に撮った砂浜色の列車が一番しっくりと来た。
