PENTAX KP + smc PENTAX-M 50mm F1.7
F4.0 1/500 ISO-100
三本松〜室生口大野の有名な撮影地を訪れて楽しく撮影を続けていた。確かに光量も豊富で素晴らしい景色が眼前にあるわけなのだが、ずっと同じアングルで撮影を続けているとどうしても飽きてしまう、別の面白い構図を求める好奇心が生じてくるのである。定番だからこそ他との差別化を図りたくなってしまうのである。まぁそういうわけで、②の記事に載せた定番構図以外にも少し遊んでみることにした。今回はそのときのカットから。
陽が傾く前、太陽光に占める青色成分の割合が高い時間帯は、とにかく周りの緑が生き生きとして見えた。夕暮れが近いことを感じさせる赤みを帯びた光とは違って、まるで今こそは植物の天下といわんばかりの景色を演出させる、青みがかった太陽光が降り注ぐ。こういうときは自然コントラストが高くなるので、青々と茂る栗の木の間から、鉄橋を渡る近鉄特急を狙ってみた。
