現在、JR西日本で運用される鋼製の車両は、単色で塗装されるのが基本となっている。何色で塗られるかは地域によって異なるが、岡山エリアを走る115系の場合、瀬戸内の太陽をイメージしたとされる黄色が採用されている。
往年の総武線を思わせる・・・などと言えば聞こえは良いが、115系と言えば、少なくとも湘南色のようなツートンカラーを纏っているものと認識しているから、単色に塗り替える旨のアナウンスがあった時は「まさか」と思ったし、黄色一色になったその姿を実際に目の当たりにするまでは信じられずにいた。
それが今やすっかり見慣れてしまった。京都の113系もそうだが、慣れとは恐ろしいものである。