近畿地区は2021年の梅雨に入った。この1週間はずっと雨だった。金曜の夜には人目を忍ぶような黒い晴れ間も見えたが、それ以外はとにかくずっと雨が降っていた。
幸い仕事は自宅で遂行できるので、外でずぶ濡れになることもなかったのだが、ずっと家に籠もっていると、生活のリズムをとるのが難しくなってくる。気持ちの切り替えをどうやるか、工夫しながら生活する必要がある。
今日の滋賀県もスッキリしない空模様ではあるが、気分転換に写真を撮りに行くことにした。目当てはおなじみの5087レだが、今日は列車をメインにした構図で撮りたい気分だったので、前から気になっていた彦根駅の下りホーム端へとやってきた。
ご覧のように、奥のカーブを抜けた列車は短いストレートを経て、ちょうどシャッターを切ったあたりから再び穏やかなカーブへと入る。12両編成の新快速だと、手前のカーブからストレートまでに編成が収まってしまうので列車の顔だけしか映らないが、20両程度が当たり前の貨物列車ならば、後ろのカーブまで編成がかかり、ちょうど良いバランスの写真になるのではないか。そう目論んでいたのだが、残念ながら5087レでは少し及ばないことがわかった。