F5.6 1/800 ISO-125
どうも明け方に雨が降ったようで、その水分が空気中を漂っていたらしく、ここ数日の中で最も湿度の高い1日だった。予想最高気温は24℃。まだ冬よりも夏に近い時期にいることを実感させられた。
天気が良さそうなので今日も5087レを瀬田川で、との考えが脳裏を過るも、たまには滋賀県の田園地帯を駆けるその姿も見てみたいと思い、普通列車に乗って安土へとやって来た。
駅を出て東に向かって歩くこと15分。琵琶湖以外でいかにも滋賀県らしい風景が広がる。この場所は同好の志らにはよく知られた場所で、天気の良い週末はPF型を目当てにけっこうな人が集まる。今日も5名ほどの先客がおり、皆思い思いの構図で三脚を構え、同じ列車を待っていた。
やがて時間になると、電球色の優しい色をしたヘッドライトが遠くに見えた。段々と近づいてくる。秋らしい鱗模様をした雲を背に、いっぱいのコンテナを従えて駆けていった。
