大津に住み始めてもうすぐ7年になるが、“坂本ケーブル”こと比叡山鉄道線に乗ったのは今日が初めてだった。
路線長はケーブルカーとして日本最長の2,025m。途中駅も2つある。トンネルも橋もある。勾配は最もきつい所で333.3‰にも及ぶ。こんな鉄道が昭和2年には開業していたというのだから驚く。
建設に携わった先達のご苦労は想像を絶するものに違い無かろうが、いや案外、大きなプロジェクトに携わることのできる喜びに満ちあふれていたかもしれない・・・などとポジティブに妄想してみる。
長い歴史を持つ坂本ケーブルについて今日知ったことを色々と語りたいところだが、それは公式HPで丁寧かつ興味深いコンテンツが提供されているので、ここで長文を書いてはてなブログのサーバリソースと電力を無駄遣いするのはやめておこう。
ケーブルカーのみならず、坂本という麓町も比叡山も非常に面白く楽しい場所だった。混み合う京都から少しだけ足を伸ばしていただいて、皆さんにもぜひ訪れていただきたい。