今年のお盆は結局帰省せず、琵琶湖のほとりで大人しく過ごしている。
ようやく長い梅雨が明けたと思ったら、気づけば8月も半分が終わってしまい、暦の上では立秋を通り過ぎ、秋と言ってしまうにはまだずいぶん早い気がするのは猛暑のせいで、きっと夏はクライマックスに差し掛かっているのだろうと思う。
きっとこれからもこんな感じで季節は過ぎ去って行き、退職、老後まであっという間なのだろう。三十路手前にして思うところが多々あるのだ。
さてそんなわけで、夏の時間は大変貴重であるから、今日のようにたまたま朝早くに目が覚めた日は、積極的に写真を撮ることにしている。
ここ最近は早朝に出かけて夜の帳が下りるころに帰宅することが多かったのだが、今日は午前中で完結。こういう朝型スタイルも良いのだが、夕焼けの醸す赤っぽい風景もまた魅力的なので、折を見て夕型スタイルも実践してみたいと思っている。
朝は朝で青色が強いから、夏の光線を取り入れた写真を撮るには最高の時間帯である。結局、それぞれの良さがある。欲張りは楽しいから良い。
賢島行きのリゾート特急は、今日も穏やかな風のように田園を駆けていった。