若手おいさんの日記

よく食べ、よく飲み、マイペースで生きましょう。

210213_雨晴海岸で氷見線を

 雨晴海岸といえば、富山湾立山連峰が織りなす眩いまでの絶景で知られ、日本に2つとない観光名所である。

 しかし恥ずかしながら、私がその存在を知ったのはつい5年ほど前で、それも、まさに現地を訪れた時に初めて、案内の友人からそこがそれと知らされたのが初めであった。美味しい日本酒「宗玄」の酒蔵を目がけてのドライブ道中、たまたま我が眼前に開けた雄大にいたく感動したのを覚えている。

 雨晴海岸にまつわる思い出といえばそんなもので、当時はまだ鉄道写真趣味を再開していなかったから、もちろんカメラなど持ち合わせていなかったし、列車と絶景を絡めることなど微塵も想定していなかった。ところが近年、雨晴の素晴らしい景色の中を、氷見線のキハが走っている作品を度々目にするようになり、今度は、雨晴海岸で写真を撮ることを主目的として再訪したいとの思いを抱くに至った。

 そして昨夜、何気なく翌日の天気予報を眺めていると、多くの地域で太陽マークに雲マークが添えられている中、燦々と輝く太陽マークのみを掲げた地域があるのを見た。それが富山県であることを確認した後は、もう、早起きをするだけであった。

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PENTAX KP + smc PENTAX-A ZOOM 70-210mm F4

F9.0 1/250 ISO-100

 雨晴を14:32に発車した高岡行きの540D。一時雲が垂れ込めるシーンもあってドキドキしていたが、なんとか明るい陽光が射し込んでくれたのでホッとした。