若手おいさんの日記

思い思いに、写真を添えて。

210923_夕陽に向かう「拝島ライナー」

f:id:oitanshi:20210927223921j:plain

PENTAX KP + smc PENTAX-DA★60-250mm F4 ED[IF]SDM
F4.0 1/400 ISO-200

 「○○ライナー」という名前を付けられている列車は、通勤時の着席需要に応えるために生まれた有料座席指定制の“非”優等列車であることが多い。これに乗るには乗車券の他に「乗車整理券」が必要だ。

 ライナー列車は、「追加料金を払ってでも座って通勤したい」という需要が生まれるほど大きな人口を抱えた都市圏にしか生息しない。したがって、私のような田舎者の鉄道ファンにとっては幻かつ憧れの存在であり、それを目の当たりにしたり乗ったりすることは幼き頃からの夢であった。

 初めてライナー列車に乗ったのは大学生時分、東京から立川の間で「中央ライナー」を利用したのだったと記憶している。今は亡きE351系がその任にあたっていた。新宿で大量のビジネスパーソンを吸い込んで発車し、4点チャイムに続く自動放送が流れる頃になると、車内のあちこちからプシュッ!プシュッ!と缶のプルトップを引くお疲れ様の音が聞こえてきたのがとても印象的だった。

 乗車整理券を必要とする列車自体は決して新しいものではないが、2017年に京阪電鉄が「プレミアムカー」を導入したのをきっかけに、1つのブームがやって来たと私は見ている。写真の「拝島ライナー」もその流れに乗って生まれた列車である。

f:id:oitanshi:20210927233028j:plain

F4.0 1/200 ISO-400

 先週の帰省中、西武新宿から利用する機会があった。西武鉄道チケットレスサービス“smooz”を駆使し、最も空いている先頭の10号車を選んだので、小平まで私1人の貸切状態だった。オレンジに輝いて沈んでいく秋の夕暮れを、車内から一眼レフでバシャバシャ撮った。結果、ほとんど立っていた。