初夏の陽射しを浴びて、まるで少年のように日焼けした。
昨夜の全国ネットニュースで見た天気予報では、お「西に行くほど天気が良い」と案内されていた。滋賀県は本州の真ん中あたりに位置するが、果たしてどうだろう。天気予報で言うところの“晴れ”は、私の期待するそれではないことがしばしばある。こういうときはSCWの雲量予報を参考にする。見てみると、日中の青空が期待できそうだった。
先週末、米原駅へ向かう道中の車窓から田んぼの様子を観察していた。野洲から能登川にかけてはこれぞ滋賀と言わんばかりの水田地帯が広がるが、どの田んぼも水をいっぱいに湛えている様子が確認できた。
もし次の休日に青空を望めるようならば、きっとこの辺でPF型の牽く貨物を撮るのだと心に決めたのはその時だった。
そして今朝。青空が見える。9時過ぎに自宅を出て近江八幡へ。駅リンくんの電動自転車を800円/日という破格でレンタルして無敵となった私は、まず近江鉄道の列車たちと戯れた後、頃合いを見計らってそのまま自転車で安土まで足を伸ばした。
陽射しはすっかり夏のそれで気温も高いが、湿度が低いので爽快と言えた。風を感じられるモビリティは素晴らしい。