今日の番外編である。5087レを撮った後、15分後の列車に乗るべくスピーディーに片付けを行い、炎天下の農道をスタスタと歩き始めた。この近辺はいかにも滋賀の田園地帯といった場所で、小高い山に広い平野、色づき始めた稲穂の黄色の組み合わせに人と自然の共存が感じられる。
もう線路からだいぶ離れたところまでやって来たが、ここからのアングルもなかなか良い。隣の芝生が青いわけではないけれど、帰りしなに素敵な場所を見つけることがままある。これが車移動だと周囲を見回しながら運転するわけにもいかないので、公共交通機関と徒歩が基本というスタイルでこそなせる業、なのだろう。
先ほどとは逆方向の新快速。今日の入道雲は一段と高かった。こんな道草を食っていたものだから、結局、駅の手前300mほどでダッシュを強いられる羽目になった。