土曜日、都営6500形の甲種回送を待っている間にこんな列車も撮っていた。京都から東海道本線を経て草津線は柘植まで直通する117系の普通列車である。京都で用事を済ませて夕方に帰宅する時などは、好んでこの列車を使っている。木目調の高級感ある内装や、特急型の485系と同じ台車のもたらす重厚で快適な乗り心地が好きだからだ。同じ運賃を支払って乗るなら、223系よりもこちらの方がはるかに良いと思っている。
関西地区の117系は吹田総合車両所京都支所に残るのみとなった。というか、これをベースに開発された185系電車が定期運用を退いた今、もはや117系が現役で活躍していること自体が奇跡だと思うが、これもいつまで見られるかわからない。こういう日常的な姿を、機会あるごとに写真に収めていきたい。